トリガーポイントについて
トリガーポイントとは
トリガーポイントとは直訳すると、トリガー=引きがね、ポイント=点、つまり痛みの引きがねとなる点のことです。
これは「こり」がひどくなることで筋肉中にできる小さなシコリのようなもので、図の様に×印のところにこれができると、赤く塗られた場所に痛みや違和感を飛ばす放散痛という不思議な現象を引き起こします。
(化学的にも証明されています)
さらに、これを放っておくと、赤く塗られた所の中にまた更にこのトリガーポイントが発生し、そこから別の所へ痛みを飛ばす様になります。
これを繰り返していくと、元々の痛みの原因がどこにあったのかを探し出すのも困難になりますし、体が悪い状態を覚えてしまうため、なかなか回復してくれなくなり、やがて日常に支障をきたすことにもなってしまいます。
どのようにしてできる??
硬い筋肉=力強くて良い筋肉 と思っていませんか??
もともと筋肉は、力を入れていない時には柔らかく、逆に力を入れると硬くなりパワーを発揮するもので、これが質の良い筋肉です。
またこの様に、ONとOFFが切り替わることで、筋肉を使い疲労が溜まっても、力を抜いて休めると、回復して元の状態に戻ってくれるのです。
しかし、日々の姿勢の悪さ、同じ筋肉の使い過ぎ、また逆に使わなさすぎ、冷え、精神的ストレス、あるいは内臓疾患などがあると、一部の筋肉が異常に緊張します。
この筋肉が緊張した状態(常に力が入った様な状態)が一定期間以上続くと、筋肉は力を入れていない時でも固く縮こまった状態になってしまいます。
これがいわゆる「こり」、「こった状態」です。
トリガーポイントはこの「こった状態」が長期間続くことで、次の様な悪循環を繰り返して発生します。
「こり」(筋肉の短縮)
↓
血管の圧迫(血液循環の悪化)
↓
栄養・酸素が運ばれにくくなる
疲労感や痛みを出す物質・老廃物などの停留
↓
痛み・違和感の発生
↓
痛みにより無意識的に体に力が入る
↓
更に筋肉がかたまり「こり」がひどく
↓
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トリガーポイントの発生
体は我慢強いため、始めのうちは痛みが出てもあまり騒ぎたてる様な事はしませんし、痛みに慣れ、まるで何事も無かったかの様にふるまってくれます。
しかし、それがつもりにつもって、ある一定のラインを過ぎると、これまでとは一変し痛みや違和感を大爆発させます。
それはまるでグツグツとマグマを蓄えてきた火山が大噴火するかのように・・・
そうなる前に、やらなくてはならないことがあります。
またすでにそうなってしまっている場合には、しっかりとケアをして元の良い状態に戻してあげる必要があります。
放っておいて良くなるということはありません。
何よりも大切なあなたの体です。
手がつけらなくなる前に、私としっかりと考え行動していきましょう。
10年20年後のあなたが笑顔でいられるか、苦痛に歪んだ顔をしているか・・・
それは、あなたが体のために何をするか、どう考えるかによって大きく変わってきます!!
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